【春にも土用ってあるの?!】見て聞いて学べるNBSacademy便り
おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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明日は春の土用入なんですね。
土用と聞くと
俳句では「土用入り」「土用明け」「土用鰻」
などと言い夏の季語です。
ところが暦の上では
春夏秋冬の四季折々に
それぞれ土用があります。
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立夏の前18日(春の土用)
立秋の前18日(夏の土用)
立冬の前18日(秋の土用)
立春の前18日(冬の土用)
というように4回あるのですね。
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けれども現代では土用はあまり
聞き慣れません。
殆どが「土用鰻」や「土用」として
夏のことだと考えています。
これから暑くなるので鰻を食べて
元気になろう!!!
夏バテ防止!!!
と言った感じで捉えています。
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今は太陽暦で12ヶ月の
月々のカレンダーで生活していますから
どこか古風で昔のものかと考えてしまいますね。
ところが意外に
春には春の土用があり
明日がその「土用の入り」なのだそうです。
ややこしそうですね。
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新型コロナウイルスは感染症で
自然の変化に直接は関係ないものですが
このところの温暖化の問題など
地球規模で自然環境が心配だと
何だか暦が宇宙に関係するような
原始の神々の怒りに触れたのではないか!!!
なんて非科学的なことを
つい考えてしまいそうになる
そんなイメージですが
コロナ禍では、未曾有なだけに
いつになく日本に古くからある
暦にそった風習が
気になったりしますね。
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「土用」とは俳句だけでなく
現代では殆ど忘れかけている
五節句にない雑節だそうです!
毎年、夏の気温の高さが記録的ですから
今からもう「土用鰻」なみの
元気の出る春の土用料理が食べたいものですね。
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