【金木犀の香る頃ですね。!?!】見て聞いて学べるNBSacademy便り
おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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10月にもなると
どこからともなく金木犀の香りが
小さな路地や小道に漂って来ますね。
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とても良い香りで日本的で
素敵ですね。
この金木犀は三香木(さんこうぼく)
と呼ばれています。
三つの香りの良い木という意味ですが
それではこの三香木とは何かと言うと
梔子(くちなし)
沈丁花(ちんちょうげ)
金木犀(きんもくせい)
この3つを三香木といいます。
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咲く順番としては
春に沈丁花が咲いて
夏に梔子の花が咲き
そして秋には
金木犀がオレンジ色の小花を咲かせ
良い香りがしてきます。
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春の沈丁花は庭先などの
背丈よりも低いものが多いのですが
梔子の花や金木犀は
背丈よりも大きくなるものも
よく見かけますね。
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ことに秋に咲く金木犀は
家の塀を乗り越えて
道にまで花を咲かせてくれる
大木もあります。
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時には、花よりも
その香りが先に漂い
オレンジ色の花に後から
気が付くというような
場合もありますね。
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中国原産の花ですが
中国では品種が多く
日本の金木犀とは
少し特徴が違うらしいです。
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日本の金木犀は花が咲きますが
実はなりません。
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庭木に多いのは
その為なのかも知れませんね。
オレンジ色の花は小さくても
枝にたわわに咲きます。
その姿は白く美しい梔子の花とは
また違った美しさですね。
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三香木の一つだけあって
花よりも香りがやっぱり
最高ですね。
実が生らなくても
その香りは果物のように
甘くていい香りです。
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中国から伝来する際に
雌株ばかりが多かった為とも
考えられているらしいです。
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日本で品種改良されて
庭木として好まれて来た
その香りの良さは
秋の花のなかでは
まさに代表でしょう。
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ハーブの香りが日常では
多く使われている中で
やはり金木犀は
日本の香りとして
さまざまな場面に
香りの代表として使われていますね。
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