【十六夜の月です！？！】見て聞いて学べるNBSacademy便り
おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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今日は十六夜の月ですね。
短くして「十六夜」とよくいいます。
陰暦の八月十五日の十五夜様の
次の日のことで
満月より少し遅れて出て来るので
ためらうの意味をもつ
「いさよふ」から
「いざよふ月」とも云います。
十六夜にかけているのでしょう。
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まん丸いお盆の様に
明るく夜空を照らす満月よりも
ひかえめで次の日に
少しだけかけ始めることから
名月とは違った趣がある
と言われています。
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紛らわしい月の名に
「後の月」がありますが
これは、一月遅れで
旧暦の９月１３日の月を
後の月と呼び
名月が一年で一番美しい月の
次の月ということになります。
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何か宴の後のような
言い知れない情緒というのか
そこはかとなき風情を
日本人独特の捉え方に感じますね。
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日本最古の物語と言われている
平安時代の「竹取物語」をふと
思い出します。
十五夜様に対する日本人の想いは
今も昔も変わらないものですね。
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