☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡
【朝顔はなぜ桔梗か？！？】NBSAcademy便り
おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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新涼の頃となりました。
秋の初めからすこしづつ
爽やかな例年並みの気温が
戻りつつある２０２１年の秋です。
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この頃には日本ではやはり
秋の七草ですね。
山上憶良の時代から
詩歌に詠まれて来た「秋の七草」
「萩」「尾花」「葛の花」「撫子」「藤袴」「女郎花」「桔梗」
この七つが秋の七草です。
ここでは「桔梗」とありますが
昔は「朝顔」だったと良く言われています。
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俳句では、どちらの秋の季語です。
けれども、朝顔はその昔は
朝に咲く木槿のことだと言われていました。
昼顔や夕顔も同じように木槿なのかと
考えられていたようです。
今では「桔梗」は自生している姿は
殆ど見られずにかなりの
絶滅危惧種なのだそうです！！！
意外ですね。
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それでは、２０００年から２０１０年までの
１０年間をまとめました俳句日記から
今日は２００１年１１月の俳句をご鑑賞ください。
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【２００１年１１月の俳句抜粋】
１１月 ４日 日曜日 雨/曇 冬銀河あすといふ陽が昇るまで
１１月 ５日 月曜日 曇 草紅葉夢から醒めてしまいそう
１１月 ６日 火曜日 曇 渋滞を追ひ越してゆく落葉かな
１１月１０日 土曜日 雨 銀杏の殻割ることも機嫌取り
１１月２３日 金曜日 晴（冬至） 新しき花器より紅葉散る夕べ
１１月２８日 水曜日 晴 帰り花忘れないでと言ふように
１１月３０日 金曜日 曇 生地分けてココアを加え年の暮
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