☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡
【太陽系第三惑星地球?!?】NBSAcademy便り
おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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今日は防災の日9月1日です。
この頃には天候が不順で
台風が良く来ると言われています。
関東大震災を偲んでの
防災の日ですが
このところの天変地異は
記録的な状態で
何だかすべてがお天気次第のような
原始時代に舞いもどったような
不思議な幻想が過ぎりますね。
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こんなに残暑だって厳しくて
コロナ禍だってまだ続き
緊急事態宣言下の東京です。
考えてみても
こんな事態はこれまでには無い毎日です。
明日どうなるのか毎晩夜空を眺めながら
夜風で残暑をしのぐのが精いっぱい!
自粛生活では仕方がないのでしょうか。
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兎に角、太陽系の第三惑星である地球にある
小さな日本国では
秋には月が美しく見えます。
月は秋の頃が一年で一番美しく見えると言われます。
なかでも仲秋の名月と言われる「十五夜様」が
特に美しく万葉の昔から日本では詩歌に多く詠まれて来ました。
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そして、俳句では、芭蕉や一茶が月の句を沢山残しています。
春には桜というように、秋には月です。
夏の滴り落ちる岩清水の冷たさ
冬の真っ白い雪のように
月は日本の四季を彩る代表的な風物詩であり
俳句では秋の代表的な季語です。
2021年の十五夜様は
9月21日となります。
毎年違うので暦でチェックが必要です。
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今年は9月の内にお月見が来ます。
お月見は秋の風物詩。
やっぱり仲秋ですね。
昔は、8月15日の満月だから十五夜と呼ぶのだ
と考えていました。
ところが八月に来ればいいのに
そうはいかないのです???
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毎年、観測される宇宙のサイクルと
世界が多く使っているグレゴリオ暦との
微妙なギャップが
十五夜様の日にちを毎年ずらしてしまうのですね。
解りづらいですね。
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やはり時代はグローバルです。
コロナ禍では自粛生活を余儀なくされて
どこか閉鎖的ですが
これはパンデミックですから
決して昔のような鎖国状態で
日本だけで時代が回る訳にはいきません。
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世界中が一つになり
人類を脅かす新型コロナウイルスと
戦わなければなりません。
恐ろしいけれど
きっと収束してくれることを祈って
今年も夜風に当たりながら
芒の花の咲く頃のお芋や栗や枝豆をご馳走にして
せめてもの楽しみに
十五夜様を眺めて過ごすのもいいですね。
マスクがいらない毎日がきっと戻りますもうに!
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それでは、2000年から2010年までの
10年間をまとめました俳句日記から
今日は2001年6月の俳句をご鑑賞ください。
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【2001年6月の俳句抜粋】
6月 3日 日曜日 晴 ペチュニアに水撒くこころ今日にあり
6月 5日 火曜日 曇 駈け抜けた思い出が好き夏木立
6月10日 日曜日 曇 夏風に背をふくらませバイク行く
6月11日 月曜日 曇 心まで夏めくほどに空晴れて
6月14日 木曜日 雨 遠きほど人待ち顔の水芭蕉
6月25日 月曜日 曇 紫陽花の歩道に朝のウオーキング
6月30日 土曜日 雨(草津温泉) ハイウェイ梅雨を逃がるる草津の湯
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