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螳螂ってもう現れる!

【螳螂ってもう現れる!?!】見て聞いて学べるNBSacademy便り

 

おはようございます。

俳句作家の上野貴子です。

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6月に入ると虫たちが

蠢き出します。

「蛙」や「蚯蚓・みみず」など

そして、「蟷螂・かまきり」も姿を現し始めます。

虫の中でも「蟷螂」は

実は俳句では秋の季語なのです。

ところが七十二候という暦では

「螳螂生」かまきりしょうず

といい、6月の頃に姿を現すとされています。

日本と中国の違いなのか

江戸時代以前の奈良の昔には

夏の頃に姿を現していたのか

その辺はよく解りませんが

暦のズレとでも云うしかないですね。

どこかコウロギや鈴虫などに

姿が似た感じもしますから

今では秋に多いのでしょう。

こうした暦のズレは

明治のころから日本でも使われている

グレゴリオ暦が現代の暦の基本と言われ

日本でいう陰暦と陽暦の違いのような

未だに誤差があります。

今と昔の違いが解る

風流な俳句の世界では

そこが面白いとして

さまざまな季語が生まれています。

コロナ禍では

まるで日本ではあの春に

感染拡大が上陸してから

季節が止まっているかのよう!!!

実際にはもう梅雨ですし

夏には猛暑がくるでしょう。

まさかこんな玉手箱を抱えたような

不思議な毎日が続くなんて!!!

医学が進歩した現代では

考えられない不思議な長丁場です。

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