【いつのまにか五月尽!?!】見て聞いて学べるNBSacademy便り
おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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五月も今日で終わりですね。
こんな日を俳句では
「五月尽」といいます。
毎月その月の最後の日が
いつの間にか訪れますが
俳句では「尽」という字を付けて
最後の尽きる日としていいます。
最近ではなかなか使いませんね。
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そんな今日は五月尽ですが
緊急事態宣言発令中で
いったいコロナ禍はどのくらい続くのか
不安がつのる毎日です。
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あすから六月ですが
六月は田に水を引く
「水の月」で「水無月」と言います。
勿論、夏の季語です。
最近では夏の雨の降水量が
昔よりもはるかに多く
梅雨の間の大雨が台風並みですね。
そこで、俳句では「出水」
という季語があります。
「梅雨出水」「夏出水」とも言い
秋の台風時期の「秋出水」と区別しています。
「出水」だけでは夏の季語となります。
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俳句に詠もうとして
大雨の中で氾濫しそうな川に
近づいたりはしないようにご注意下さいね。
雨の日やその前後の
水が多くなってきたと感じる風情などを
昔の人は上手く俳句に詠んでいたようです。
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コロナ禍で迎える2度目の梅雨です。
大きな災害がおきないことを
心から祈ります。
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