【黄色くても紅花?!?】見て聞いて学べるNBSacademy便り
おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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緊急事態宣言延長中!!!
そろそろ七十二候では「紅花栄」
べにばなさかう
と言い、紅花が咲き始める頃が
やって来ましたという季節です。
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「紅花」は、俳句では夏の季語です。
他の呼び名では「紅の花」「末摘花」
などと言います。
この紅花は今でさえ食用の
紅花油が盛んに作られている植物油ですが
昔は、紅の原料とされていました。
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朝露の乾かない早い内に摘んで
その花から紅を作っていたのです。
紅花からは赤い色の色素が採れて
それを口紅や頬、爪などに塗り
お化粧していたようです。
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この頃の紅花は黄色い莇のように見えますね。
棘のような花はどこか近寄りがたいようで
美しく黄金に輝くようなイメージですが
紅い染料が採れるのですね。
何となく意外です。
これは朱色というような
色の感覚なのでしょうか。
日本人は太陽を赤く描くけれども
海外では黄色く描くという話を
良く聞きますね。
そんな感じなのか「紅花」と書いて
黄色い花が咲く不思議な花です。
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現代では植物性の油が貴重ですから
紅花も大切な食用油の代表です。
コロナ禍では
兎に角、健康が第一です。
抵抗力や忍耐力で
この事態を切り抜けなければ
先が読めない不安感を
何とか振り払い
毎日を元気に過ごす!
それだけで素晴らしいですね。
元気が何よりの宝物です。
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