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若鮎の季節です!

【若鮎の季節です!?!】見て聞いて学べるNBSacademy便り

 

おはようございます。

俳句作家の上野貴子です。

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桜が散りもうすぐ

新緑の頃となります。

今年は季節が早回りのような

なんでも急かされて

コロナ禍だというのに

うかうかしていられない気候です。

野山が輝きだす頃ですね。

雪解川の濁流がおさまり

川の水が澄んでくると

海から鮎の稚魚が上って来ます。

俳句では「鮎」は夏の季語ですが

「若鮎」「小鮎」「上り鮎」「鮎のぼる」

などの春の季語も多いです。

「鮎」は、春に海から川を上り

夏には渓流までやって来て

秋に「落鮎」「下り鮎」と言われ

産卵して死んでしまいます。

その為に「年魚」と書いてアユと詠んだりします。

そして、産み落とされた鮎の卵は

また海に戻り稚魚となり

春には同じように川を上る「上鮎」となります。

たった一年しか生きられない魚なのですね。

然も成長した鮎は

川苔しか食べないと言われています。

その為に内臓も丸ごと塩焼きの

姿焼きにして食べると美味しいですね。

春にはまだ「若鮎」の時期で

解禁は毎年6月頃となりますから

それまでに渓流で成長し立派な「鮎」

となって釣り人達を楽しませてくれるでしょう。

今年はコロナ禍ですが

沢山の鮎が多摩川辺りを奥多摩へと

登ってゆくといいです。

たった一年の命のサイクルが

コロナ禍で狂わされること無く

元気に育つといいですね。

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