【桃始めて笑う?!?】見て聞いて学べるNBSacademy便り
おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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3月10日ですね。
今日は七十二候の「桃始笑」と書いて
「ももはじめてさく」と言います。
桃の花が咲き始める。
という意味ですね。
花が咲くことを「笑う」と言っています。
桃の花に笑うという表現はピッタリですね。
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俳句では「山笑う」と言う春の季語があります。
春になり山に緑の新芽が這えて
梅、桃、桜などの花々が
美しく咲き誇り淡く美しい光景です。
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ピンク色のふっくらとした桃の花
まさに暖かな春の陽を浴びて
楽しそうに笑っている女の子のようです。
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3月は何かとお祝いが
以外に多い季節です。
雛祭りから卒業式や
結婚式や引っ越しなど
新しい節目への準備が始まります。
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お祝いには花が付き物です。
優しく開いた春の花は
桃だけでなく笑っているようです。
「笑」で「さく」と読んでいるのは
その陰に人の願いが
込められているのかも知れません。
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きっと昔から花を愛でると
愛でている人間の顔も
自然にほころんでくるのでしょう。
世の中コロナ禍ですが
何が起きても笑顔で元気に
吹き飛ばしてしまおうではありませんか!
桃の花がもうすぐ咲き始めます。
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