【夏枯草って知ってる?!?】見て聞いて学べるNBSacademy便り
おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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七十二候に「乃東生」という時期が
ちょうど今に当たります。
12月の21日~25日ころが
2020年ではその季節となりますが
これはとても珍しいことばですね。
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まずは読み方が難しいです。
「乃東生」で「なつかれくさしょうず」と読みます。
なんて難しい!!!まるで漢詩ですね。
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まずは「なつくさ」ですが
これは「夏枯草」のことだそうです。
どう読むのかと言うと
「かこそう」や「うつぼぐさ」と読みます。
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冬には草花が枯れているなかで
「夏枯草」は紫色の可愛い小花の芽を出します。
一面枯野のなかで芽を出す
生命力を感じる時期だそうです。
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いったい「夏枯草」とは
どんな草花なのでしょうか。
どうやらこの植物は
夏に花が咲き
枯れた後に冬に芽を出します。
昔から中国では漢方薬として
重宝に使われて来ました。
日本に伝来してからも
薬用として使われています。
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この「夏枯草」は夏に枯れて
冬に芽をだすので
季節の目安として
七十二候にもなっているのです。
日本では「竹の秋」と「竹の春」や
「麦の秋」と「麦の春」
などが季語にありますが
そのような薬草だったようです。
今では日本では珍しいですね。
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新型コロナウイルスの感染拡大が
まだまだ歯止めがかからない
未曾有の毎日に
昔の人の知恵は貴重に感じます。
昔から言い伝えられて来た「夏枯草」にも
薬効がありこの季節に
人々の健康を守ってくれていたのかと
ふとありがたい気持ちになりますね。
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一日も早く新型コロナウイルスの感染が
おさまり穏やかな毎日が戻りますように
年末年始の寒い季節には
身に沁みて祈りますね。
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