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新酒に古酒

【新酒に古酒!?!】見て聞いて学べるNBSacademy便り

 

おはようございます。

俳句作家の上野貴子です。

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秋も深まりましたね。

そろそろ十三夜がきます。

この頃にはもう新米が出て

何かと収穫の秋となります。

新米の次は新酒ですね。

お酒はすぐには出来ないもので

時間をかけて作りますから

今年のお酒とはいえ

昨年からのお米を丁寧に

お酒に仕上げて市場で売り出します。

それでも昔から

まずは今年のお米で出来立ての

お酒が飲みたいと思うのが人情で

そこで、昔から濁酒という

白く濁ったお酒が飲まれていました。

新米でつくり

濾過しただけで

白いどろどろの濁ったお酒を

俳句だけでなく昔から

「濁酒(どぶろく)」と呼んでいたのです。

「もろみ酒」とも呼んでいたようです。

収穫の時期には

何でも新しい物と古い物が

入れ替わります。

お茶にも新茶と古茶があるように

お酒にも新酒と古酒があります。

俳句では、今年新たにとれたものを

「新」とつけて呼んで

その時から以前のものを

「古」とつけて呼んでいます。

ですから、今年の新酒が出るとそれまでのお酒が

古酒となるんですね。

これは品種とは関係ない呼び名です。

ワインなどはよくビンテージ物と言いますが

日本酒は夏を越すとやや酸味が増すと言われていて

新酒がやはりさっぱり飲みやすいようです。

何でも美味しい

食欲の秋には

お酒も新酒を頂きたいものです。

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